唯一無二の体を知る
私がヨガ講師を目指したきっかけは2年前の4月でした。
瞑想中にふと、
「身体をもっと解放したい。
ヨガをもっとしっかり学びたい!」と瞬き、
200時間のティーチャートレーニングを受けて
ヨガ講師としてデビュー。
元々、めっちゃくちゃ身体も固くて
筋肉もほとんどない状態で、
ヨガも浅くしかやったことがない私には
一緒に200時間のティーチャートレーニングを
受けている人たちが、
輝いて見えてしょうがありませんでした。
何年も他の流派でヨガを指導している人、
めちゃくちゃ身体が柔らかい人が
うようよいて
いつも、きちんとしたポーズが
できなかったり、
身体が固くて思うように
きれいに動けない私は
始めの頃、一人で引目を感じていました。
だけど、そんな中でも
自分ができる範囲で
コツコツと練習を重ねながら
「あっ、私は左の方が柔らかいな」とか
「このポーズは私とって気持ちいいな」
とか自分の身体を知っていくうちに
身体も柔らかくなってきて、
苦手だったポーズが、
すんなり出来るようになってきたりと
どんどん
身体が応えてくれるようになってきました。
そしたら益々、楽しくなってきて、
「これはどうだろう?」
「ここに意識を置いてみよう」
という風に、今は
唯一無二の、
このユニークで素晴らしい身体を
知って、動かして、楽しんでいます。
大切なことは
周りと比べて
出来る・出来ないって
判断することじゃなくて
自分の骨格や身体のつくりに気付いて
今できる、最高の形で
身体を動かすことを楽しむこと。
なんだなって気づきました。
人は一人一人、
柔軟性も筋肉の強さも
全く、違います。
骨格のつくりも、
股関節の可動域も同じ人なんていません。
同じように私たちの
顔も、声も、心も、全く違います。
それを、
「私はこれができない」
「私は〇〇さんみたく可愛くない」
と、外と比べて判断するのではなく、
この唯一無二の私を知って、
その中で楽しむことが
何より大切なんじゃないかなって思います。
そのためにはまず、
自分の身体や心を知ってあげること。
楽器だって、どんな形をしていて、
どんな音が出るのか、
これが分からないと
ギターの形をしているのに
それに気がつかないで
「太鼓さんと比べて
私は叩いてもいい音がでない・・・・」
なんてしてたら
ギターとして音を引けば
めちゃくちゃ良い音がでるのに
それを活かせてあげることもできず、
ギターを楽しく弾く事ができないですよね。
それと同じように
自分がどんな身体をしていて、
どんな心を持っていて、
どんな声を持っていて、
どんな顔をしているのか
それらを知って、その中で今できる、
最高の形で、
自分を楽しんでみる。
人生は一度きり。
自分の唯一無二の、
このユニークで素晴らしい身体を
もっと自由に楽しんでみませんか?
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