敬虔さ
畑仕事の後に、話のついでから英子姉さんと
大串の権現山に登りました。
大崎上島では2番目に大きな山になるそうです。
「これはタラの芽の木だね。」
「これは肝臓に良いって言われていて・・・」
山々の植物を教えてもらいながら
山頂を目指します。
お天気もちょうど良くて、
見渡す海や山たちもぐーんと広くなってきて
風の冷たさが、一息つける気持ちよさに変わってきます。
山頂では祀ってある神様にお参りしました。
昔、山火事であたり一面が全て焼け野原になったのに、
この場所だけ焼けずに、
一本だけ桜の木が残っていた。
それを見て、ここには何かあるに違いない。と
小さな祠をたて、
神様を祀っているそうです。
昔の人の見えないもの、
説明がつかないものに対する敬虔さは
私が置き去りにしてしまった一部のような気がします。
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