寂しさを書く。
先日、すごく気になる夢を見て、
心の中にずっしり重いものがある感覚があったので
朝起きて、今の自分の気持ちを
つらつらと書き出してみました。
頭をからっぽにして、
お腹と胸がペンを持っているかのように
下へと意識を保った状態で、とにかく書く。
すると最近、娘とおでかけしていないこと、
一緒に過ごす時間が少なくなったことに
ぽっかりと心にすきま風が吹いているような
寂しさを感じている私がいました。
娘は現在16歳。
高校生活をエンジョイし、
自分でプロジェクトを立ち上げたり、
バイトをしたり・・一度きりの時間を楽しんでいます。
13.14歳と2年間、
山村留学に行っていて親元を離れていたこともあり、
私自身も一緒に過ごす時間が少なくなったことはすでに
慣れている気持ちで、
そんな娘を見守っているつもりでした。
そして「やっと手が離れたから〜」と
私も自分の時間を楽しんでいていたつもりでした。
けど、心の奥の奥では
めちゃくちゃ寂しく思っている自分がいて・・・
面白いほど「つもり」だったことに気がついて・・・
それこそそれまでの12年間は毎週、
公園や美術館や山や科学館に行ったり、
毎日、夕飯後には絵本を読んだり、工作や絵具をしたり・・・
ずーーっと一緒に遊んできていました。
今は一緒にお夕飯を共にするのは週1、2回。
もちろんお喋りも沢山するけど
一緒におでかけすることもほぼなくなり
娘の成長を喜びたい反面、
夢中になって遊んでいて、気づいたら
誰もいなくなっていたようなぽっかりとした寂しさを感じています。
そして何年もこの寂しさに蓋をして
今の今まで全く気がつかず・・・・
大きな寂しさじゃない。
ほんのちょっと我慢できるような小さな寂しさ。
だから感じないふりをしていたけど
その小さな寂しさは3年かけて積み重なっていました。
書くという作業は、気づいているようで
気づいていない意識の奥にあるものを
浮かび上がらせてくれるもの。
そして浮かび上がることで、昇華することができる。
その日の夕方、
「ママ、寂しい気持ちがあったんだー」と
娘に素直に自分の気持ちを話し、
今度2人で予定を合わせて
おでかけすることになりました♡
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